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藤沢敏和高山新村長に聞く(2024.11.02)

 10月22日告示された高山村長選で無投票で初当選した藤沢敏和氏(67、牧)は10月29日、本紙の取材に応じ今後の政策や抱負を語った。

 人口減少対策で子育て世帯の支援に取り組み、子育てしやすい環境づくりを進めていく考えを示した。任期は11月15日から4年間。同日初登庁する。

 ―無投票初当選を振り返って。
 無投票より当選したこと自体を重く受け止め、村政に取り組んでいきたい。
 ―村長になって取り組むことは。
 人口減少問題。特に少子化対策。子育て世帯の経済的負担軽減を図りたい。物価高で今までよりも生活が厳しくなっていると思う。具体的には医療費の無償化。これから取り組む新年度予算で財源を確保できたらいい。子育てしやすい高山村のイメージをつくっていきたい。
 ―人口減少対策で移住定住促進はどのように取り組むか。
 県とタイアップなど連携を図り、高山村を知ってもらう機会を増やしたい。空き家を村で貸し出しているが利用者も増えてきた。継続して人口増加につなげたい。
 ―農業振興は。
 10年後の農地の地域計画を作成しているが、人口減少で後継者が不足している。農業法人や組合の設立を検討したい。土壌が良い地なので収益性が上がる農業にできたらいい。ワイン振興も同じ。村内には6カ所のワイナリーと広大なブドウ畑がある。ワイン事業を推進して絶やさないようにする。
 ―内山村政のにぎわいの場構想は。
 活気あふれるにぎわいの場をつくる必要はある。しかし、全体像が見えてこないと住民もイメージしづらいと思う。具体的な施設や設備について住民と話し合いたい。財源確保が難しいので既存施設の活用を含め考えていきたい。
 ―これまで村職員、副村長として村政に関わってきた。
 さまざまな部署で働く中で知り合いが増えていった。高度経済成長期は村内のインフラ整備に携わった。住民と触れ合い、協力体制をつくって事業が実現した。今の若い職員にも役場の外に出て、住民と触れ合ってほしい。人は財産。一人でも多くの人と関わってもらいたい。
   ◇  ◇   
 妻と2人暮らし。子ども3人、孫5人。趣味はバスケットボール。1997年に高山村ミニバスケットボールクラブを設立。現在まで子どもたちの指導に携わっている。

 

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