3年生(55人)が7グループに分かれ、内山信行村長や各課課長らに質問や提案を行った。
地域住民の一員としての自覚を深めることを目的に毎年開催し、今年で24回目。総合的な学習の時間を通じて学んだことを基に意見や要望をまとめた。
髙井珠葵さん、山嵜優大さん、峯村唯さん、黒岩大煌さん、内山太翔さんはバス利用、バス停のPRについて提案。今年5月、バス停のペンキ塗りをした際に利用者が少なかったことがきっかけで関心を持った。「校内調査でバス料金が高く利用しにくいとの意見があったが、村はどのように考えているのか」とただした。
黒岩慎健康福祉課長は「日々の生活に必要となる効率的で持続可能な移動手段を図るため交通計画を策定している。ガソリンや物価高、運転手不足などで料金は高いが中高生、高齢者も利用しやすくなるよう意見を参考にしたい」と答弁した。
この他、SNSを利用したPR、人口減少、観光、空き家対策などをテーマに質問や提案があり、活発な議論が行われた。
髙井さんは「村を管理している人たちに自分たちの意見を伝えられた。違った視点から答弁してもらい、行政への理解が深まった」と話していた。