団体戦の県代表選考会(9月)や、個人戦の北信越地区予選会(10月)で好成績を収めた。
県代表として挑む団体戦(49チーム=1チーム6人でダブルス1、シングルス2)には、原さん、内山煌さん、北村さんの3人がメンバー入り。「全国3位以上」を目標に掲げる。同クラブ代表で県チームのコーチも務める滝澤孝さん(二ツ石)は「今年はかなり期待できる」と語る。
原さんは、自分から攻めるプレーが持ち味。代表選考会で4位となり「目標のベスト4入りを達成できた」と喜ぶ。県チームのキャプテンにも抜てきされた。「チームのみんなを引っ張れるように頑張りたい」と意気込む。
内山煌さんは、代表選考会で5位。昨年に続きメンバー入りした。昨年は出場機会がなかったが「全国大会の雰囲気を味わえた。その経験を生かしたい」。体力と粘り強さに自信がある。「ラリーを制して勝ちたい」と力を込める。
北村さんは、原さんとペアを組んだ北信越大会のダブルスで4位となり、団体戦のメンバーに。相手の嫌な所に配球するプレーが得意だ。「みんなの気持ちを一つにして戦いたい」と決意する。
個人戦は北信越地区代表として臨む。シングルス4年生以下(33人)に出場する内山陽さんは、県大会で2位となり、北信越大会でも3位を勝ち取った。「フェイントで相手を崩してプッシュを狙いたい」。今年は別の全国大会でベスト16入りを果たした。「全国で優勝したい」と気合い十分だ。
原さんと北村さんは、ダブルス6年生以下(32組)にも出場する。県大会を制し、北信越大会で全国切符をつかんだ。初戦は昨年の王者ペアに挑む。2人とも初の全国大会で緊張しているというが「全力で食らいつきたい」(原さん)、「諦めずに戦いたい」(北村さん)と話す。
なお、村内在住の3人は10日、村役場を訪れ、藤沢敏和村長や澁谷茂夫教育長、村スポーツ少年団の阿藤晴保本部長らに意気込みを伝えた。藤沢村長は「最後まで諦めず、自分の力を信じて戦ってきて」と激励した。
団体戦は25、26日、個人戦は27、28日にそれぞれトーナメント戦で争う。