料理は同国出身で須坂市在住のバンバン・ヘルマントさんらを講師に、焼き飯の「ナシゴレン」や温野菜サラダの「ガドガド」に挑戦。バンバンさんは各調理台を回って優しく指導、子どもたちも興味津々の様子で取り組んでいた。
試食会では「どんな味なのかわからなかったけど、とてもおいしかった」「インドネシアも日本と同じアジアの島国。インドネシアのことを知ることができてよかった」などの感想が聞かれた。
元青年海外協力隊員
の話は現在中野立志館高校教諭の三澤政俊さん(太平洋のマーシャル諸島共和国とミクロネシア連邦で4年間教育関連の仕事に従事)が両国の生活や文化、青年海外協力隊のことなどを話し、子どもたちは、世界には日本とは違うさまざまな文化があること、平和が何より大切であることなどを知った。
最後に同教室修了式が行われ、同協議会の豊田清寧(きよやす)会長が修了証を授与。子どもたちは「他の学校の人たちと仲良くなれて楽しかった」「毎回知らないことを体験するので、いつもワクワクしていた」などと感想を発表した。
同協議会では「5回の教室で体験し、学んだことをこれからも大切にしてほしい」とエールを送っている。