須坂新聞WEBサイト 須坂生まれのワッサーのブランド化推進へ本腰
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1915(大正4)年、大阪の豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会が開会。全国73校から地区予選を勝ち抜いた10校が参加し、京都二中が優勝。第10回から会場が甲子園球場になり、学制改革により1948(昭和23)年から全国高校野球選手権大会と名称を変更。
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須坂生まれのワッサーのブランド化推進へ本腰(2025.08.09)

 須坂市農業再生協議会(事務局・市農林課)は本年度、須坂生まれの夏の果物「ワッサー」のPRに力を入れている。

 須坂産ワッサーの認知度向上とブランド化を目指し、7月下旬から8月中旬にかけて県内外の商業施設などでプロモーションを展開中だ。市発祥のワッサーとして、スーパーマーケットなどでの販売も強化している。
 市農林課によると、ワッサーは、モモとネクタリンの果樹園で自然交配によって誕生した。ほど良い甘みと酸味の少ない絶妙な味わいで、爽やかなオレンジ色の果肉が特徴だ。市内では福島、日野両地区を中心に栽培されていて、7月下旬から8月下旬にかけて3種類が味わえる。
 ただ、県内では知られていて販路もあるものの、県外での知名度は低いという。同協議会では昨年度、初めて販売PRイベントを企画し、本年度は本格的に取り組んでいる。
 プロモーションに協力する福島大島地区再生を目指す会の中嶋孝紀代表(57、福島町)は今後の普及に向け、栽培技術の向上や販路の拡大、規格外品の有効活用をポイントに挙げ「ワッサーを栽培するメリットを増やすことが重要」と強調。
 同会では、難しいという収穫の適期を見極められるよう「栽培技術の向上を目指したい」と話している。
 市農林課の担当者は、ブランド化を図るために「まずは須坂生まれのワッサーを知ってもらうことが大事。付加価値を高めて特産品として売り出すことで農家の皆さんの所得向上につなげていきたい」と考えている。

 

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